みなさん、こんにちは!
未来建設・コーチ 村岡 誉久吏(つくり)です。
やりたいことができない
時間がないからできない
忙しいからできない
「できない」という言葉は、日常よく使っている言葉の1つかもしれません。
「できない」は言い訳にもなります。
実際は「できない」のか、「やらないのか」どちらでしょう。
今回は、わたしがコーチングの師匠からの教えをお伝えしますね。
「できない」はどうして日常的に使う言葉なのか?
やりたいことがあるけど、できないんだよね。
やろうと思っているけど、できないんだよね。
自分で決めたことなのに、できなかった。
人と比べて、わたしはできていない。
「できない」と思うときは、様々なシーンの中にあります。
できないと思っているのは、自分だけということも。
ですが、多くの場合は、「できない」ではなく、「やらない」という方があっているのでは?と思うこともしばしばあります。
「できない」「できていない」と思って自分を責めることから脱出しませんか?
わたしがコーチングに出会い、いまは亡き師匠からコーチングを学んでいるときのこと。
出された課題を、期日までにできなかったと伝えると、間髪入れずに「できなかった理由は?」と質問が返ってきました。
当時のわたしは、時間がなかった、忙しかったという言い訳がましい理由を連ねていたんです。
そこに、さらに間髪入れず師匠の口からでた言葉
それは「できなかったじゃなくて、やらなかったんやろ?」という一言でした。
できない、できていないと言っていると、いかにも自分はダメなんだ、できない自分は能力がないんだと、自分を責めてしまいます。
できない、できていないと思っている、決めつけているのは自分だけで、そんな自分を甘やかしているから、できないという言い訳を使うんちゃうの?と言われたのです。
そう、できないことばかりに意識を向けていると、自分の思い込みはどんどんと加速していきます。
そんな時は、できていることにも意識を向けてみるといいのです。
「できない」と「やらない」の違いは
「できない」にもいろいろなパターンがあります。
やろうと思ったけど、できなかった
やってみたけど、できなかった
家族などの介護などが急遽必要となってできなかった
などです。
やる気はあっても、どうにもならない場合もあるので、一概に決めつけることはできませんが、やらなかった理由を、自分以外の何かもしくは、誰かのせいにしてしまっていることが多いのです。
一方、「やらなかった」は、自分で決めてやらなかった。
自分の責任で、他に優先することを選んだからやらない。
時間がどうにもとることができないから、いまはやらない。
というように、自分で選び、決めて、行動をしているのです。
なので、「できない」「できていない」の多くは、できないわけでも、できていないわけでもなく、ただ単に自分がやらなかったということが多いということです。
もっと自覚的に言葉を使っていくといい
自分では決めずに、相手に答えを求める人は多い。
だからこそ、誰かの言葉に傷ついたり、責められたと感じることも多くあります。
ですが、自分の行動を、自分で考えて決めていくことが増えると、誰かを責めたり、自分を責めてしまうことがなくなってくるのです。
わたしも、コーチングを学び始めたころは、誰かのせいにしてばかりいました。
自分の考え、思いと違っていても、周りに合わせることで人から良く見られたい、人にいい人と思われたい、そんな気持ちから周りに合わせていたんです。
それは、楽しいとき、うまくいっているときは何も問題はありません。
逆に、問題が起こったとき、失敗したときは、自分で決めたことではないため、イライラしたり、モヤモヤしたりします。
それは、自分以外の誰かが決めたことだから、相手を責めてしまう。
そんなことでは、いつまでたっても自分の人生を創っていくことはできません。
他人に合わせることも大切です、ですが、その中で、自分の気持ちはどう感じているのかな?自分の考えはどうかな?と自分自身との対話をしていくといい。
そうして、他人の意見や考えに合わせる場合も、合わせるか合わせないかを自分で決めていくのです。
もっと、自覚的なることで、自分を大切にすることも、自分で決めていくこともできるようになるのです。
コーチングを受けることで自覚的になれる理由
コーチングは、自分に意識を向けていきます。
いま、現在抱えている問題、悩み、課題、周りの人とのコミュニケーションなど、コーチングは実に様々なテーマで、コーチとの対話をしていくことができます。
ですが、コーチは行動を決め、やるように指示を出す人ではありません。
コーチングは、クライアント自身が自分に意識を向け、クライアント自身の中にある、まだ表舞台に出てきていない考え、感情、アイデアなどを見つけるサポートをする時間。
コーチングで、コーチとの対話の中で出てきたアイデアやテーマ、課題に対して、次の行動をクライアント自身の自発的な行動にしていくサポートをしていくのです。
そのため、全てはクライアント自身が決めていくことになります。
コーチは、提案をすることはありますが、やりなさいといった命令や指示はしません。
次の行動、何かをやる方法を、実際にやるか?やらないか?それを決めるのはクライアント自身だからです。
いままで、他人のせいにしてきたことが多い人は、最初は自分で決めて、行動することに苦痛を感じるかもしれません。
ですが、少しずつ慣れてくると、自分で決めたことを自分で行動し、実現していくことができるのです。
コーチングを継続的に受けるメリット
コーチングを継続的に受けていくことで、行動することを決め、実際に行動し、うまくいったことを伸ばし、うまくいかなかったことを修正していくといった振り返りと、さらなる次の行動を試していけるのです。
自分だけでもできる!と思う人もいるでしょう。
たしかに、自分だけでもできます。
それがセルフコーチングです。
ここにコーチングを取り入れる大きなメリットは、自分だけでは思い込みから行動が止まってしまうことがある、そんな時に、コーチという一緒に進むパートナーがいることで、止まってしまうのではなく、次の行動、他の方法を見つけていくことができる。
ここがコーチングを受ける大きなメリットといえます。
すると、「できない」という口癖は減り、「やらない」と決めた、あるいは、「やらなかった」と自発的な思考に代っていくようになりますよ。
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