みなさん、こんにちは。
(株)大共建設・きねつ工房 村岡誉久吏(つくり)です。
一年に4回ある「土用の期間」は、やらないほうがいいことがあります。
この期間と住まいとの関係は「土いじり・草刈り」がタブーということ。
プランターに花を植える程度なら問題はありませんが、この期間に家の土地を大きく掘るなどはタブーとされています。
こちらでは、土用期間の過ごし方をお伝えしますね。
2023年土用期間にやらないほうがいいこと、気をつけたいこと
「土用は丑の日」で有名ですが、この期間は気を付けた方がいいこともあります。
土用の期間は可能ならば、家周りのフェンス工事や家周りの植木の植え替えなど、地面を掘ることはやらないほうがいいと言われています。
日程の移動が可能ならば土用期間明けにしましょう。
そして、土用の期間にやらないほうがいいことは2つ
その1「土を動かさないこと・土地をいじらないこと」
この期間は、家を建てるときの基礎工事、庭木の植え替えといった、地面を掘ることは控えたほうがいいのです。
土用の期間は、土を司る土公神(どくしん・どくじん)という神様が支配するといわれ、土を動かしてはいけないとされてきました。
家などを建築する際、土を掘り起こしたりする基礎工事などは土用の期間をはずせるのであれば、土用明けから始めることをおススメします。
土用は季節の変わり目ですから、農作業で体調を崩さないようにとの戒めもあると思われます。
プランターの花の植え替えなどは、気にしなくても大丈夫ですが、土地そのものを掘るなどは、控えるといいですね。
庭木の手入れ、花壇の手入れを週末にしようと思っている方は、今週末か4月16日までに済ませておくといいですよ。
その2「新しいこと・場所を移動すること」
土用は、季節の変わり目に当たるため、体調を崩しやすい時期でもあります。
そのため、土用期間には転職や就職、結婚や新居購入、旅行など、「新しいこと・場所を移動すること」は避けたほうがいいと言われています。
とはいっても、避けてばかりはいられません。
土用の期間には土を動かしても日・土用期間の間日(まび・かんじつ)があります。
この間日であれば、土を司る神様が天上に行く日で、土を離れるため、土動かしをしても良いとされています。
2023年土用期間はいつ?
冬の土用(寅の日、卯の日、巳の日)
- 土用の期間/1月17日(火)~2月3日(金)
土用の間日/1月21日(土)、1月23日(月)、2月1日(水)、2月2日(木)
春の土用(巳の日、丑の日、酉の日)
- 土用の期間/4月17日~5月5日
土用の間日/4月18日、4月21日、4月29日、4月30日、5月3日
夏の土用(卯の日、辰の日、申の日)
- 土用の期間/7月20日~8月7日
土用の間日/7月21日、7月25日、8月1日、8月2日、8月6日
秋の土用(未の日、酉の日、亥の日)
- 土用の期間/10月21日~11月7日
土用の間日/10月28日、10月30日、11月1日
家の外構、エクステリア工事をはじめ、基礎工事のスタートなどを決めるときの、参考にしていただけたら嬉しいです。
2023年土用期間中の間日とは?
間日(まび・かんじつ)といって、土を司る神様が天上に行く日で、土を離れるため、土動かしをしても良いとされている日があり、この日は土を動かしても良い日にあたります。
この日はお花を植えたり、植え替えなどを楽しみましょう!
土用とは
土用は、土用の丑の日や夏の土用が有名ですが、実は春、秋、冬も土用の期間があるんです。
冬土用の土用の由来は、「土旺用事(どおうようじ)」の略で陰陽五行説が由来となっています。
陰陽五行説は中国が発祥の自然哲学の思想で、万物は火、水、木、金、土の5つから成るという考え方。
季節も例外ではなく、5つに分けたいところですが、四季はその名の通り4つだけです。
そこで、春は木、夏は火、秋は金、冬は水を割り当てた上で、土用はそれぞれの季節の前に置くことにしました。
日付の割り当て方は、1年(365日)を四季で割ると一つの季節が約91日。
1年を5で割ると、1つの季節は約73日。
日付で割り当てた91日から73日を引いた18日~19日間を各季節の土用期間としています。
この期間に食べるといいものなどもあるので、少しずつ追記していきますね。
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