ひさし(庇)があるだけで真夏の暑さ、電気代の節約ができる理由

住まい・暮らし・建設

夏といえば家にいればエアコンをフル回転することも多くなります。

暑さをしのぐためにエアコンをつけていても、電気代も気になることだと思います。

こちらではエアコンの電気代を気にすることなく、住まいを快適に、過ごしやすくする方法をお伝えします。

日差しカットにも大活躍するひさし(庇)の役割

一時期は、外観のデザイン性を重視していたこともあり、住宅に庇や軒がない住宅が人気で

増えていましたが、最近になって改めて庇や軒の必要性も見直され始めています。

庇の役割は大きく分けると3つあります。

  1. 雨除け
  2. 直射日光を遮断
  3. 窓の汚れを防ぐ

1.雨除け

雨よけはひさし(庇)の大切な役割の一つ。

庇があることで、小雨程度であれば窓を開けっ放しにしていても、室内へ雨水が侵入するのを防ぐことができます。

2.直射日光を遮断

ひさし(庇)は、居住環境を守るため、四季の変化に対応するための先人の知恵といえます。

冬場は大きな窓から太陽の光を取り込んで室内を暖める。

夏には軒(のき)やひさし(庇)で直射日光を遮断し、窓を開けて風通しを良くしていました。

3.窓の汚れを防ぐ

ひさし(庇)は、雨だれによるサッシまわりの汚れ、窓ガラスに雪や雨が直接当たり汚れることを軽減できます。

ひさし(庇)に代わるオーニング

カフェなどで見かけたことがある「オーニング」は、日差しを完全に遮るというよりは、紫外線をカットし適度な遮光性が特徴です。

デザインやカラーもカラフルなものがあるので、住宅のイメージチェンジにも一役かってくれます。

店舗などを経営されている方は、店舗前でお待ちになるお客様への心遣い、店舗内の温度上昇防止などにオーニングの取り付けを検討してみるのもおすすめです。

画像は「タカショー」公式ページからお借りしています

カフェ気分も味わえるシェード、パラソル

庭やベランダでくつろぎたいとき、木陰のように日差しを遮ってくれます。

小さなお子さんがいらっしゃるお宅は、夏にはこどもの水遊び、こどもプールで遊ぶときにもプールの上に日陰を作ってくれるので、お子さんの熱中症予防でも効果大です。

賃貸マンションなどはシェードがおすすめ

賃貸マンションではオーニングを取り付けるのは難しいですね。

そのような場合は、シェードやパラソルなど簡単に取り付けができる、利用できるものがおすすめです。

シェード以外にもホームセンターで入手しやすい「すだれ」「日よけネット」などで夏の日差し対策をするのもいいですね。

画像は「タカショー」公式ページからお借りしています

オーニングを取り付けるメリット5つ

  1. 省エネ効果
  2. 日よけ効果
  3. 雨除け効果
  4. 紫外線対策
  5. プライバシー保護効果

1.省エネ効果 電気代の節約ができる

直射日光が差し込む空間は、窓ガラスだけで外気を遮断するとエアコンの稼働率は100%、カーテン、ブラインドを使用した場合でエアコンの稼働率は70%といわれます。

オーニングを使用した場合、エアコンの稼働率を下げることができるため、気になる電気代の節約、節電の効果が期待できます。

画像は「タカショー」公式ページからお借りしています

2.日よけ効果

窓から入る強すぎる直射日光は、ペットや植物にも影響があります。夏であればペットの夏バテ、熱中症など、植物の葉の日焼けなども予防できます。

じつは、フローリングや家具も直射日光での日焼け、痛みを予防、軽減できます。

3.雨除け効果

夏は、空模様が急に変わることも多い季節。

突然の雨でも、一時的な雨除けができ洗濯物を雨から守ることができます。

ただし、長時間の雨の場合はオーニングをたたんでおくことをおすすめします。

4.紫外線対策

日中の強い紫外線から肌を守りつつ、部屋の明るさを感じながら過ごすことができます。

5.プライバシー保護効果

部屋でくつろぐ、庭などでくつろぐときに気になる隣地からの視線を遮ることもできます。

住まいを快適に過ごしながら「すぎなみエコチャレンジ」にも挑戦してみては?

杉並区では、商品券などを受け取れる「エコチャレンジ」への申請がスタートしています。

この機会に、チャレンジしてみるのも楽しい夏を過ごす一つになると思います。

画像は「杉並区 広報すぎなみ」ページからお借りしています

詳しくは

杉並区の「広報・すぎなみ」

https://www.city.suginami.tokyo.jp/res/projects/default_project/_page/001/088/603/07011_20.pdf

をご覧ください。

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