【日経ウーマン・2021年3月号】言葉にするだけでストレスは減るならコーチングを取り入れる

コーチング

みなさん、こんにちは。

未来建設・コーチ/村岡 誉久吏(つくり)です。

日経ウーマン3月号に、ストレスの正体と対策のキホンの話が掲載されている。

ストレスといっても感じ方はいろいろだし、どんなことがストレスになるのかも人それぞれです。

記事の中には、嬉しいことでも変化はストレスになってしまうと書かれています。

ストレスの正体の対策として「言葉にする」対策方法は、コーチングで対応できる。

今回はストレスの正体とコーチングを使ったストレスの対策方法を考えていきます。

【日経ウーマン・2021年3月号】ストレスの正体① ホルモンの反応であり、運動と睡眠が効く

ストレスを受けると、体内で集中力を高めるホルモン(コルチゾールやノルアドレナリン)が増えるが、これは短期的なストレスに対応する仕組みであって、長く続くとホルモンが枯渇するなどの悪影響が出てくるのだそう。

その対策として、十分な睡眠や運動には、ホルモンを正常な状態に戻す作用があり、特に、起床直後の散歩は特に有効と書かれています。

ストレスを感じるイメージは、人から受けるストレスが真っ先に浮かぶ人が多いと思いますが、仕事の締切や人からの頼まれごとなどもストレスに繋がることがあります。

いつも忙しい人は、忙しい、やることが多いと物事だけをみてしまいますが、実は、物事のことを考え、行動する、スピードや方法などもストレスになる原因なのではないかと思うのです。

何にストレスを感じているか、わからない時は、自分を休ませる時間、気持ちを切り替える時間として、削ってしまいがちな睡眠時間を普段よりも多くとってみたり、散歩をしてみるのもいいですね。

もし、散歩をする時間がないというときは、通勤時間を少し早めて、一駅歩いてみるのいいかもしれません。

自分が何にストレスを感じているのかわからない時は、コーチングで自分の言葉で感じるままに話して、聴いてもらうことで、何にストレスを感じているのかを見つけたり、気づいたりすることで、自分なりの対策方法を試していくのも、一つの方法としておススメです。

【日経ウーマン・2021年3月号】ストレスの正体② 「言葉にする」だけでストレスは減る

ストレスの悪影響は「脳の偏桃体の興奮しすぎ」によるものが多く、偏桃体は、脳の原始的な機能をつかさどる部分で、言語などをつかさどる大脳皮質を活性化すると、偏桃体の興奮は抑制できるのだそう。

偏桃体の興奮を抑制させるのに有効なことが

  • 言葉にすること
  • 書くこと
  • 人に相談すること

がストレスに効くと、精神科医の樺沢紫苑さんは仰っています。

脳内ホルモンがずっと出続けると不安に支配されたり、ホルモンが枯渇して意欲や集中力が無くなったりといった、長期ストレスの副作用になるとも書かれています。

言葉にすることは、簡単なようで案外難しいと感じている人もいます。

その理由として、

周りの人にどう思われるかを気にしてしまうことで、本心を話すことができない。

仲が良いからといって、自分の弱い部分をさらけ出すことに抵抗がある。

自分のことを何でも話せるという安心感がない。

といったことがあります。

わたしのクライアントさんにも、自分のことをもっと聴いてほしい、話せる人が欲しいと思っている人もいました。

中には、普段は多くの人に囲まれ、いつも楽しそうにしているにも関わらず、話せる人が周りにいないと感じている人もします。

このことからも、長く付き合っているからといって、自分のことを何でも話せる相手がいないと感じている人は多いのです。

そこで、コーチングはそのように感じている人には、もってこいの方法といえます。

コーチには守秘義務があるので、コーチング中に効いた話を誰かに話すことはありません。

(クライアントさん自身に許可をいただけば、例としてお伝えすことはあります)

コーチングの中でクライアントさんの話を聴き、コーチとの対話の中で出る質問にクライアントさんが答えていくことで、ストレスの原因やどんなことにストレスを感じやすいのか?などを一緒に掘り下げ、引き出し、見つけていきます。

すると、言葉にすることで、自分の思考が整理されるし、感情にも意識を向け、ストレスを感じたときにどういう対策をしていくか、どのように行動していくかといった自分だけのストレスの対策方法を備えておける。

モヤモヤ、イライラした感情は、溜め込まずにコーチングでまずは言葉にしてみることから、始めてみてはいかがでしょうか。

【日経ウーマン・2021年3月号】「うれしいこと」でも変化はストレスになる

昇進や望んでいた仕事に携わることができたとき、誰でも嬉しいと喜びます。

でも、実際には、嬉しいと思うことでも、今までと違う立場、環境、状況になってしまうことで、ペースがつかめなくなったり、やることが増えたり、自分以外の人や物事にも意識を向けなければならなくなることが、かえってストレスになってしまうこともあります。

精神科医の夏目誠さんは「いいこと」であっても、生活の大きな変化はストレスになると仰っています。

この生活の大きな変化から感じるストレスは、いままでに何度も経験している人は多いでしょう。

学生時代のクラス替え、新しい学校や会社に行き始めたとき、新しいプロジェクトに取り掛かる、未経験のことを始めようとするときなど。

大きな変化があった時には、慣れてしまえばストレスを感じていたことすら忘れてしまいがちですが、最初は誰もが、ストレスを感じてしまうと思います。

特に、コミュニケーションをとることを苦手と感じている人は、慣れるまでの時間も長くかかるだろうし、慣れたからといって安心できる場と感じることができるまで時間もかかります。

日経ウーマン・2021年3月号には、その自分の中の見えないストレスをチェックできるリストも掲載されています。

【日経ウーマン・2021年3月号】言葉にするだけでストレスは減るならコーチングを取り入れる・まとめ

ストレスを感じると心も身体も無意識のうちに委縮してしまうと思います。

しかも、ストレスを感じている時間が長ければ長いほど、気づかないうちに心が疲弊してしまっているのではないでしょうか。

コーチングは、自分に意識を向けていくので、表面的に感じているストレスに対して、理由や原因も見つけていくことができるのです。

周りに話せる人がいないと感じている人は、コーチングを試してみるのもおすすめです。

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