1月29日(金)放送のTBS・A-Studio+のゲスト・永山絢斗さんに対して、鶴瓶師匠が役者を通して、自身の人生スタイルを崩さない、こうだと思ったら入り込んで、物事をやるとおしゃってました。
番組内でのトークも、コーチング要素を持っているなと感じた部分があったので、永山絢斗さんのことをお話しようと思います。
【a-スタジオ・永山絢斗】番組最後の鶴瓶師匠からみた永山絢斗は
・スタイルを崩さない
・こうだと思ったら入り込んでやる
・媚びずに、誤魔化さずに、実直に向き合うことをする人
・自分の信念を貫く
と仰ってました。
その言葉に、永山絢斗さんは「それしかないですから」とさらっと言葉を返していました。
そう、それしかない。
そう思ってはいても、なかなか自分の信念を貫き通せる、自分の人生の、生きていくスタイルを崩さずにいることが、難しいと感じている人は多いと思います。
永山絢斗は人見知りならではの人との距離の置き方を持っていて、初対面の人とは二人で話せないのだそう。
そのため、なるべく二人にならないように、撮影の合間や休憩の時に、そのような場面になりそうになると、散歩などにふらーっと出かけてしまう。
以前、俳優の高良健吾さんと初対面で、二人きりになってしまった時は20分間無言だったというエピソードもでていました。
しかも、人見知りで20分間無言で過ごした高良さんと永山絢斗さん、なんと、熊本復興映画祭で舞台でトークをしたというエピソードがあり、人見知りなくせにトークショーをすると、鶴瓶師匠も笑っていました。
その後は、仲良くなり、今では「食べログ」のような付き合いで、美味しいお店、行ったことのない場所にいく時などは、お店をリサーチしてもらうのだそう。
【a-スタジオ・永山絢斗】永山絢斗さんは人見知りをそのまま受け止めて「個」「自分」を大切にしている?
人見知りと、自分のことを思っている人は、周りの人から見ると、あまり人見知りに見られないということがあります。
わたしも、人が苦手で、人と話すとなると何を話していいのかわからない、自分は人見知りなんだと決めつけていました。
人とのコミュニケーションで、一番最初の壁に感じるのは、人との会話ではないでしょうか。
・周りの人にどう思われるだろう?
・初対面の人にどう思われるんだろう?
・変なことを言って嫌われたらどうしよう?
と、コミュニケーションが苦手な人は考えてしまいます。
でも、永山絢斗さんには、きっとそういうことは、浮かんでいないのでいなくて、相手の方にも、自分にも、苦になることやお互いが気を使いあう時間よりも、「個」「自分」そのものや時間をとても大切にしているようにとれます。
【a-スタジオ・永山絢斗】永山絢斗さんの役者というスタイル
永山絢斗さんといえば、俳優の瑛太さんの弟で知られていますが、役者のカラーは全く異なります。
永山絢斗さんは、2007年にテレビドラマ「おじいさん先生」で俳優デビュー、2010年に映画初主演の「ソフトボーイ」で第34回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。
それからは、時代劇、大河ドラマ、朝ドラと幅広い作品に出演しています。
その役者という世界で、永山絢斗さんは多くの自身の引き出しを増やしながら、自分がのめり込めることも見つけている。
その一つに、2018年に将棋棋士・瀬川晶司さんの自伝「泣き虫しょったんの奇跡」に出演し、将棋棋士の役の時に、実際に瀬川さんから将棋の指導を受け、このお仕事を機に将棋にはまり、今でも毎日、一日一回は盤に触れる時間を取っているほどののめり込みよう。
そして、のめり込みすぎて、アマチュア初段を取得するほど将棋好きになったというのです。
時代劇の時には、太刀の練習をするために実際の道具を現場から持ち帰って、練習をしてしまうほど、役に入り込む。
その時に、刀を持って帰ろうとしたが、さすがに刀は持ち帰ることができずに、代わりに木刀を購入、すでに4本くらいの木刀を持っているとお話していました。
大河ドラマ・いだてんでは、最初はほうがん、円盤、やりの3種目だったはずが、過去の経歴というか、経験や持っている知識などを、監督が見つけ、撮影が進むうちに10種類くらいの競技を、撮影が進む中で挑戦したこともあるそうです。
残念なことに、実際の放送では少ししか流れることはなかったようですが・・・。
自分の好きなこと、やりたいことがわからない、見つからないという人は多くいます。
でも、永山絢斗さんのように、仕事を楽しむといったスタイルを持っていると、自分の知らない世界や、事柄を実践しながら手に入れていくこともできるのではないでしょうか?
まずは、やってみる、やってみて、永山絢斗さんの将棋のようにのめり込むほどに、惹かれることも見つかる可能性もゼロではないということですね。
そして、惹かれる、のめり込むまでは行かなくても、その経験や知識は、必ずどこかで、思いもよらないことと結びついて、新たな自分だけのオリジナルが生まれることもあるのではないでしょうか。
【a-スタジオ・永山絢斗】永山絢斗さんが足を踏み入れた世界で手に入れた人との繋がり
将棋を始めてから、ネットで対戦をしたり、実際に対戦をすることもあるなかで、いままでは知らなかった役者以外の友人や仲間がとても増えたとお話されてました。
その繋がりは、プロレスラーや一般人でバーを経営されている人など、様々な職種の方との繋がりが広がっている。
わたしたちも、セミナーや講座に参加して出会う人は多くいます、でも、実のところその中で、一人二人の方と親しくなれたらめっけもん。という感じだと思います。
そこは、同じ目的を持っているからこそであったり、共通の好きなことを持っているからです。
人は、共感してもらえると、自分自身を承認されたと思うことができます。いわゆる承認欲求というやつですね。
どんなに、虚勢をはっても、威厳を醸し出していても、心のどこかでは、誰かに認めてもらいたい、そんな思いをこっそりと隠し持っているものです。
【a-スタジオ・永山絢斗】永山絢斗さんといえば
最近では、1月22日(金)からスタートした、TBSドラマ「俺の家の話」で、長男・元人気プロレスラーのブリザード寿(長瀬智也)の弟で弁護士の役を演じています。
2017年のドクターXでは、東帝大学病院の新米医師役を演じている。役柄としては、いわゆる“ゆとり世代”の医師で、先輩医師たちの「御意」体質に対しては、ドライな態度を貫き、いつもテンションが低めという設定。
多くの作品に出演しているが、わたしの中で印象深いのは、「初めて恋をした日に読む話」で、主人公・順子のいとこ役です。
一見クールで要領がよく、勉強もスポーツも万能で女性にもモテてきたにもかかわらず、本当に好きな主人公・順子には自らアプローチすることは、なかなかできずに、いつもサポートや聞き役になってしまったり、困った時のお助けマン的な存在になってしまっている。
とはいいながらも、順子には、今まで何度もアプローチするものの超鈍感な順子には見事にスルーされ続けて、一番間近で順子を見てきた、順子の一番の理解者でもある。
しかも、順子が好きになったゆりゆりとの仲まで、気にかけてしまう、こんな優しい男性がいるなら、一度は会ってみたいものだと、毎回ドラマを見るたびに思っていました。
ここに挙げた作品は、比較的記憶に新しい数本ですが、シリアスな男性、ちょっとおっちょこちょいで心優しい男性、小生意気な年下男子、熱があってパワーを感じさせる男性と、実に様々な役者の顔を持っている、永山絢斗さん。
A-Studio+の中では、いまは、仕事もプライベートもONとOFFの区別がないけれど、結婚でもしたらONとOFFの切り替えができるようになるんですかね・・・。
と、ちょっと気になる発言もありました。
この言葉を聞いた女性は、もしかして・・・?なんて妄想があたまをよぎったのではないでしょうか。
【a-スタジオ・永山絢斗】永山絢斗さん・まとめ
A-Studio+は、鶴瓶師匠がゲストにゆかりのある方に直接会いに行き、色々なエピソードを聞いてくる。
そのゆかりのある方は、芸能界に限らず、一般人やご両親と幅広い方々に会いに行くことで知られています。
永山絢斗さんは、やわらかく、しなやかな、でれでいて何か芯が通ったようなイメージを持っていました。
番組内のお話からも、そのイメージはさらに強くなったなと感じています。
そして、色々なことに自分の境界を設けずに、まずはやってみる、自分の引き出しを知識を、意識的に増やすというよりは、無意識に、直感的に受け入れに抵抗がない人なのではないかなと感じました。
コーチングでは、自分の中にある、いままで気づいていなかったアイデアや、気づきを引き出して、挑戦をしていくことをしますが、永山絢斗さんの場合は、役者というお仕事柄、その自分ではまだ気づいていない、自分の中にある可能性を引き出すことが、とてもうまいのではないでしょうかね。
そんな、いろいろな役者としてのカラー、役柄に染まり切っている登場人物、そして、のめり込んでいくような挑戦している姿を、これからも見たいですね。
現在、放送中のTBSドラマ・「俺の家の話」の中では、能楽の家に生まれ、育った役なので、能を舞う姿など、これからの展開の中でみれるかもしれません。
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