優先順位をつけられない人の特徴と迷わず優先順位をつけられる3つの方法

何事も優先順位をつけることを求められる機会は多い中で、

優先順位をつけられない、優先順位を決められないと悩む人が多い。

優先順位がつけられない人の特徴と必然的に優先順位をつけられる方法を

ここではお伝えしていきましょう。

優先順位がつけられない人が口にする理由

優柔不断だから、優先順位をつけられない

どれも急ぐことだから、どれも優先することだから決めることができない。

という、言葉を盾にしながら、フタを開けてみると、優先順位を決められない理由は多くあれど、その対処方法を考えることはあまりしていない人が多いようです。

優先順位がつけられない人の3つの特徴

  1. あれもこれもと欲張るあまりなにも決めることができない人
  2. 決めたことはやり通さなければいけないと思い込む人
  3. どれも決めることができないから人に委ねてしまう人

特徴として、考えられるのはこの3つではないでしょうか

では、1つ1つをもう少し詳しく見ていきましょう

あれもこれもと欲張るあまりなにも決めることができない人

というタイプの人は、実は能力が高く、自分でできることが多いがゆえに、優先順位をつけることができないのです

自分で「できる」、この「できる」ということが邪魔をしてしまうのです。

やることがたくさんあっても、誰かに頼むこと、任せることが、かえって不安要素となってしまうため、自分だけで抱え込んでしまうのではないでしょうか。

溜め込んでしまうだけではなく、1人でやっているため、時間もかかり、期日は迫ってくるという焦りは生じ、イライラが募ることが多いのは、このタイプの人が多いでしょう。

このタイプの人は「あれもこれも欲張らない」

ということを心がけると気負いすぎに、目の前にことに集中できると思います。

・決めたことはやり通さなければいけないと思い込む人

このタイプの人は、一度決めたらやり通すといった言葉に支配されてしまい、何はさておいても完了することに、集中してしまい、周りが見えなくなってしまうこともあるでしょう。

このタイプの人は「状況に柔軟になってみる」

ということを心がけると気持ちも対応も緩やかな状態でいられると思います。

・どれも決めることができないから人に委ねてしまう人

このタイプの人は、知らず知らずのうちに誰もがよくやってしまってる人も多いのではないでしょうか。

このタイプの口癖は「どっちでもいい」「なんでもいい」「任せるよ」と、上司や同僚、家族やパートナーなどいろいろな人、いろいろなシーンで使っていることが多いです。

自分で決めることを避け、相手に委ねる

ということは、何か責任が発生した時には、自分ではなく相手のせいにできるという、大きなメリットがあります

ただ、このタイプの人は、自分のことを含めて決断することを避けてしまうため、優先順位をつけること自体に、苦手意識をもちやすいと言えるでしょう。

このタイプの人は「小さなことでもいいので自分で決めることをやってみる」

ことで、決めることの怖さが減るという小さな成功体験を積み重ねてみるといいでしょう。

まずは優先順位をつける準備体操を始めてみる

優先順位をつけるためには、いま自分がやること、やるべきこと、やりたいことがどのくらいあるかを知る必要があります

いつもあたまがパンパン、やることがありすぎて何から手をつけたらいいのかわからないとうのは、どのくらいのやること、やるべきこと、やりたいことがあるのかがわかっていない、頭の中だけで処理をしようとしているため、たくさんあると思い込んでしまっている可能性もあります

その、思い込みをなくし、優先順位をつけていくためには

ノートとペン1本あれば十分です。

考えなくても優先順位をつけられる3つの方法

・ノートとペン1本を用意します

まずは、いま頭の中にある、やること、やるべきこと、やりたいことを全て書き出していきます

全て書き出すことがポイントです

そして、順番や項目に分けようなどと考えずに、ひたすら書き出していきます

・期限を確認する、期限を決める

書き出した内容を見て、期限が決まっていることがあれば、書き出した行の横に期限を書き足していきます。

期限を書き出すことで、必然的に、いま最初にやることが可視化されるのです

もし、期限が決まっていないことがあるならば、おおよその期限を自分で決めていきましょう

期限が重なっていることがある場合は、相手のある(提出する、報告する)ものを先に完了していくようにしていきます。

・期限を決められないものをリストから外す

中には、迷い、悩み、なかなか期限を決めることができないことも含まれていることがあります。

その場合は、一度リストから外して、ほかのページに書き出しておくか、思い切ってやらないと決めてしまうことをおススメします。

というのも、期限を決められないことは、おそらく、いまの自分にとって、さほど急がなくてもいいことの可能性が高いといえるので、リストから外すことで、あれもこれもという意識が軽減されてきます。

期限が決められないことはじぶん会議で最終決定する

いままで、抱えていた大量のリストからいきなり、外すことには、抵抗がうまれます。

そのような時は、ぜひ、じぶん会議で決定をしてみてください。

じぶん会議をすることで、気持ちにも踏ん切りがつき、後々まで引きずってしまうことも無くなってくるでしょう

じぶん会議でじぶんに問いかける質問はたった2つ

リストの中で、期限を決められなかったことをじっくりと眺めながら、自分自身にこのような質問をしてみるといい

・どのくらいやりたいと思っているのか?

・本当にいま、やりたいと思っているのか?

この時は、いままでずっと思っていたからなどの意識は脱ぎ捨てて、新しい気持ちで、自分の感情や考えに意識を集中して、じっくりと決めていくことをおススメします

安易に、やめてしまおうと決めずに、気持ちが手放してもいいと、自分にいまはやらなくてもOKと言い切れるまで、じぶんに確認をしていくといいでしょう。

まとめ

頭の中だけで、考え、処理をしようとしてしまう人は多い

だが、部屋にも、建物にも、もちろん身体にも決まったスペースがあるように、頭の中にも限られたスペースがあります

その中で、日々起こる色々な出来事、考えることを全て処理ができないことは、誰もが知っていることでもあります

無理に、その小さなスペースを活用するのではなく、ノートとペン1本を使えば、目に見えない頭の中も感情も書き出し、自分の目で見て確認ができるのですから、大いに活用して、可視化をしてみてはいかがでしょうか。

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