コーチングやセルフコーチングという言葉を聞いたことはあっても、自分には無縁のものと思っている人も多いのではないでしょうか。
その中で、自分に意識を向け、自分と向き合うときに効果を絶大に発揮するのは、セルフコーチングです。
あなたは、セルフコーチングを身につけて、どんな状態の自分になっていたいですか?
あるいは、どんなことを実現、解決をしたいですか?
ここでは、コーチングとセルフコーチングの違いや共通点に加え、セルフコーチングの手法をご紹介していきましょう。
セルフコーチングとは
セルフコーチングとは、あなたの「人生の質」「生活の質」「問題解決からの最高の結果」などを得るためのツールです。
コツをつかみ、習慣化することで、これからのあなたが手に入れる結果や満足感を、今以上に高めることができるようになります。
コーチングとの共通点
「コーチング」と「セルフコーチング」で得られる共通点は、どちらも、目的は基本的に同じですが、具体的な共通点は
「悩みや問題の解決」
「欲しい結果のイメージ化」
「理想的な状態の明確化」
「なりたい自分の実現」
などに向けて、思考を整理し、必要な行動、成長、変化を生み出せるようになることです。
さらには、
「今までよりも行動、成長、変化のスピードが加速し、効率も上がることで、結果を出すことができる」
「自分だけでは、達成不可能と思っていたレベルの結果を得ることができる」
このような結果を得るために必要となるのが、コーチング講座やセミナーなどで学べる「コーチングスキル」です。
コーチングスキルは、コーチングはもちろん、セルフコーチングにも、そのまま効果的に使うことができます。
コーチングとの違いと特徴
共通点をお伝えしましたが、違いがわからないと思う人も多いでしょう。
コーチングは、プロのコーチにお願いをして、コーチが相手に問いかけることによって、思考や行動のきっかけを得る、行動計画を立てることです。
セルフコーチングでは、自分自身に問いかけをしていく必要があります。
コーチングとセルフコーチング、共通点はありますが、テーマや目的によっては、手にする結果に違いが生まれます。
そこには、コーチングとセルフコーチング、それぞれの特徴が関係しています。
コーチングの特徴
プロのコーチに伴走してもらいながら進めることで得ることができます
セルフコーチングの特徴
- 短い時間での変化、成長
- 課題に対して、セルフコーチングでは行いにくい視点、深いレベルまでの掘り下げ
- 自分だけでは思いつかない良質なアイデアや解決策を得る
- マイナス感情、自身の思い込み、これまでにこびりついている固定観念の打破・手放しなど
- 自分以外の人(コーチ)からの承認や励まし
- コーチの存在によって、自分一人ではないという安心感とモチベーションアップと継続
- 行動の促進など
自身で学んだコーチングスキルや実践経験によって、得られる結果に違いはありますが、習慣化することで、自身の力で変化や成長を感じることができます。
- 継続的な変化と成長
- 大きな変化と自分を掘り下げていくことで得る変化
- 実践するたび、自身のモチベーションやパフォーマンスの向上
などです。
自身でコーチとクライアントの二役をやっていくので、大変だと感じる人もいますが、あなたが、普段意識していない自分自身に気づく、考える力がついていきます。
例えば
自分にとって何が重要なのか?
自分にとって重要かつ、必要な選択は何か?
など、決断をするときには、これまでも深く考え、悩み、迷うこともあったでしょう。
いままでと同じでは、過去の経験や習慣に囚われてしまうことが多く、どんなに深く掘り下げようとしても、新しい気づきやアイデア、行動のきっかけは生まれてきません。
そのため、学んだコーチングスキルを使うことで、自身でも新しい思考や行動のきっかけを見つけやすくなるのです。
コーチングスキルを学ぶには
コーチングスキルは、コーチングセミナーなどを開催している団体や協会などで、学ぶことができます。
ただ、プロのコーチになることを考えていない人には、時間もお金もかかるのが、正直なところといっていいでしょう。
セルフコーチングをするために、コーチングスキルを手に入れるならば、無料のコーチングセッションを実際に受けてみて、おおよその流れをつかむこともできます。
さらには、団体や協会で学ぶことも一つですが、自身が、コーチをお願いして、実践でコーチングを受けながら、学ぶこともできます。
コーチングも、セルフコーチングも、自身がクライアントとなって、実際にプロのコーチングを受けることで、セルフコーチングで解決できなかったことを、コーチのコーチングで見つけていく、手に入れていくことができますし、実際に経験することで、周りに人とのコミュニケーションも、変化が出てくるものです。
まとめ
コーチングとセルフコーチングの共通点は、目的は基本的に同じで、「悩みや問題の解決」「欲しい結果のイメージ化」「理想的な状態の明確化」「なりたい自分の実現」などに向けて、思考を整理し、必要な行動、成長、変化を生み出せるようになり、さらには、「今までよりも行動、成長、変化のスピードが加速し、効率も上がることで、結果を出すことができる」「自分だけでは、達成不可能と思っていたレベルの結果を得ることができる」ようになります。
さらに、このような結果を得るためには、コーチング講座やセミナーなどで学べる「コーチングスキル」を学ぶことで、自身だけに限らず、周りの人とのコミュニケーション、仕事、人生の質、生活の質にも影響が広がり、いまよりも、速いスピードで実現していくことができます。
コーチングスキルは、団体や協会で学ぶ以外に、自身が経験する、体験することでより、視野や視点が広がっていきます。
そのためには、あなた自身が、プロのコーチングを継続的に受け、コーチングスキルを学びながら、セルフコーチングに使っていくことで、様々なシーンで使っていくことができるようになるでしょう。
コーチングスキルについてはこちら記事で
「コーチングスキルの3つの「きく」と2つの「声」を使い分ける方法」
「コーチングスキル「3つの声」はどう使い、どう聴きわけるのか?」
「コーチングスキル相手を認める承認とは?」
「コーチングスキル・傾聴を使って話し上手より聞き上手になる」
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