コーチングスキルの一つ「質問」を使ってダイエットの目標をはっきりさせる
コーチングセッションの中では、この「質問」をクライアントに投げかけることでクライアントが、今までに思いもしなかった気づきや考え感情が生まれてくることがある。
コーチングとは、何かを教えるティーチングと違いクライアントが、自主的に行動ができるようにアイデアや気づきを引き出すことで、クライアントが自ら行動をしていくことができる。
行動が止まりそうになったとしても、自主的であるために、その後の行動を自分で決め、選ぶことができるようになる。
コーチングスキルの「質問」を使ってダイエットの目標をはっきりさせる
女性が、ダイエットをしようと思った時、どんなことを思うだろうか。
そもそも、ダイエットをしようと思うきっかけは何か?
やみくもにダイエットをしようと思うわけではないだろう。
- 痩せたい
- ダイエットをしよう
- 体を鍛えよう
- と、思った時には必ずなにかきっかけがあるはずだ。
だが、そのきっかけを考える間もなく、
- 体を鍛えるならばジムに行く
- ダイエットをするなら食事を制限する
- 体を鍛える
など、行動ばかりに目も意識もいってしまう
そこばかりを見ていると、いっときは続けられて効果が出たとしても、リバウンドというものが訪れてくる時がある
リバウンドしないために理想の自分をはっきりさせる
リバウンドを起こさないために、そして、自分の理想の体型、理想の自分というものを築くためには、何が必要なのかを考えた時、自分にとってのダイエットの必要性もしくは、ダイエットをすることで手に入れたいものは何かを、はっきりさせることが大事だろう。
そこで、ダイエットを始める前に、まずは自分に確固としたイメージを持たせることが大事ではないか。
ダイエットの目標をはっきりできる効果的な「質問」とは
- その際に使う質問としてはこのようなことが挙げられる
- ダイエットをすることで何を手に入れたいのか
- ダイエットをすることでどのような体型になりたいのか
- ダイエットをすることで何が叶うのか
- ダイエットをしようと思ったことはどういうどうしてなのか
例えば、結婚を控えた女性が、エステに通うなどをしてダイエットをすることがある
その多くは、ウェディングドレスを着たいことであろう
これを先ほどの質問に当てはめていくと
ダイエットをすることで、ウエディングドレスを着れる自分になるということを手に入れることができる。
ダイエットをすることで、どのような体型になるのかという質問に対しては着たいと思っているウエディングドレスが似合う体型になると言えるだろう。
では、ダイエットをすることで、何が叶うのかというと、結婚式の時に、ウエディングドレスが似合うウェディングドレス姿の綺麗な自分でいられるというのが叶うということです。
ダイエットをしようと思ったのは、どうしてなのかこの「質問」に対しては、結婚式の衣装を見に行った時に明らかになるのかもしれないが、おそらく、気に入った衣装を着るためというところではないでしょうか。
なぜ自分の今のサイズに合ったものを着るという選択ではだめなのだろうか
そこには、自分をきれいにみせたいと思う希望や、感情というものが働いてくる。
ただ、このようなはっきりとした目的があることでモチベーションを維持することもできるし、行動の糧になることは明らかだ
まとめ
今回の例えからもわかるように、コーチングは、仕事の昇進やプロジェクトの成功、業績アップといったことに多く使われるもの、
スポーツ選手や、経営者などが使うものと、思う人も多いが、個人の目標を達成していく、自発的な考えや行動を身に着けていくことなど、実に多くのことにコーチングは、使い、活かすことができるのである。
コンサルティングや、カウンセリングというのは起こっている問題、起こっている出来事に対しての解決策をアドバイスを受け取ることが主であるが、答えを相手から受け取り、行動していくことに対し、
コーチングでは、同じ起こっている出来事や問題を解決する答えを見つけることに加え、自発的に考え、行動をしていけるようになっていくのです。
あくまでコーチングを行う、コーチはその人に寄り添うことが主となる。
今回は、結婚式を挙げることで自分は何を得られるのか。
そういった目標に向かっていくために、その人が何をすべきなのか、何を手に入れたいのか、どういった行動をしていくのか、どうしたら続けていくことができるのかという、答えをその人の中から引き出しその人の行動を伴奏するのがコーチの役割なのです。
コメント