みなさん、こんにちは。
未来建設・コーチ/村岡 誉久吏(つくり)です。
いままで色々な資格を取得したり、セミナーに参加したけど、今の自分に何一つ活かせていない。
今思えば、流行りだから、みんながやっているからという理由で勉強をしたり、セミナーに参加していたけど、それって時間もお金も無駄にしていたように感じている。
なんでやったんだろう?
いままでやってきたことに、このような疑問を持つことがあります。
このような気持ちを抱えている人に、「日経ウーマン別冊・1分で「なりたい私」に近づくルーティン」から、いくつかコーチングに絡めてお伝えします。
【日経ウーマン・別冊】なりたい私に近づくルーティン1「どんなことからも学んでいる」
過去に取得した資格、受講したセミナー。
その中で、今の自分に役立っていることもあるはずです。
資格を取ろうと思った時に、考える、その資格に惹かれる理由として、
- 資格を取ればビジネスができる。
- 資格があれば講座ができる。
- 資格があれば転職に有効。
- 資格があれば自宅でも育児をしながら仕事ができる。
といったことではないでしょうか。
でも、実際にとっても何も変化はないし、ビジネスもできない。と現実が見えてきたとき、一気にそれまでの熱は冷め、意味のなかったことにしてしまいがちです。
でも、何かをやろうと思った気持ちや行動、その中から得た知識や方法は、思いもしないところ、思いもしないことと繋がることがあります。
いまは、まだその繋がる相手を見つけていないだけなのだと思うだけで、少しは気持ちが楽になると思います。
起業をしたい、起業をしようと思っている人は、何か新しい知識や資格を手に入れることも一つの方法ですが、いままで自分が勉強してきたこと、やってきたことを、一度棚卸ししてみると、その中に、繋がることが隠れている可能性もあります。
【日経ウーマン・別冊】なりたい私に近づくルーティン2「学んだことを捨てられる勇気」を持つ
いまの自分が持っている知識やスタイルを捨ててみるという選択は勇気が必要です。
どうして捨てなければいけないのか?と、疑問を持つ人も居るでしょう。
今の自分を創っている基盤は、過去の自分で創られています。が、過去の自分に起こったこと、経験したこと、やってきたことの中には、これからの自分に活かせることもあれば、逆に邪魔をしてしまう、ブレーキをかけてしまうこともあります。
いまの自分から変わりたい。
そう思う人の多くは、過去の自分から引きづっていることやきっかけを拭い去ることができないから、変わりたいという願望がふつふつを湧いてくることが多い。
といっても、過去の何が、いまの自分の行動を妨げてしまうのか?がわからなければ、これからの自分を変えていく策を講じることはできません。
どんな自分になりたいのか?
どんな自分で生きたいのか?
を、ハッキリと明確にすることも大切です。
そのためにも、いまの自分、これからの自分に必要のないこと、セミナーなどで得たことなどを、見極め、手放していくことも、必要です。
【日経ウーマン・別冊】なりたい私に近づくルーティン3「違和感を大切にする」
いままで良かったことでも、急になんだか違う気がする、何か違和感を感じることが出てくることがあります。
そんなときは、これからの自分に必要のないこと、これからの自分に必要なことを見つけるチャンスです。
友人や同僚、パートナーとの会話の中で、実はいままでも何度か感じていたかもしれない、言葉の違和感、感覚の違和感、考え方の違和感があったけど、そのまま素通りをしてきた人は、感じている違和感に意識を向けてみるといいでしょう。
この違和感は、素通りしてばかりいると、自分の直感や感覚がどんどん鈍っていき、本当に必要な情報をキャッチするまでに時間がかかってしまうようになるからです。
- いまのままでいいのかな?
- なんか違う感じがする。
- なんかわからないけど、ひっかかるな。
と感じたときは、その違和感を深堀りしてみるとことで、どんなことに違和感を感じるのかを見つけていくと、その違和感のうらに、自分の価値観を見つけることもあります。
どうしても、譲れないことやもの。
どうしても、自分を曲げることができないこと。
- どうしても、これだけは受け入れられないこと。
の中には、自分が大切にしている価値観に繋がることが隠れている場合があるんです。
【日経ウーマン・別冊】なりたい私に近づくルーティン4「みんなと同じでないくて平気」
自分を責めてしまう、自分なんて、自分だけが・・・と、自分の良いところを見つけることができない、苦手と家事ている人の多くは、他人と自分を比較してしまうことがある。
他人と自分を比較していく先には、他の人と同じことをやっていれば、周りとの人間関係もうまくいく、周りの人から嫌われないだろうと思ってしまいがち。
今の自分から変わりたい、今の自分のままでいいんだろうか?と感じるときに、コーチングで掘り下げていくと、多くの場合、
- 周りの人の視線を気にしない自分になりたい。
- 他の人に合わせて疲れてしまう。
- もっと自分が思っていることを伝えたい。
- YES、NOをはっきり言えるようになりたい。
と、周りの人と比較していることで、いまの自分は自分じゃないのではないかと感じる人が多いようです。
そんなときには、こんなワークをちょっとやってみると面白いかもしれません。
- 他人にあって自分にあることを。
- 自分にあって他人にないことを。
- 他人にあって自分にないこと。
- 自分になくて他人にあること。
このワークを紙とペンを用意して書き出してみると、頭だけで考えていた時よりも、自分を他人との差がないことを見つけることができます。
逆に、差がありすぎることも見つけることができてしまうので、いままで以上に自分を責めたり、落ち込む場合もありますが、大きな差があること、ほとんど差がないこと、差があっても小さく自分でもできると思えれば、他人は他人、自分は自分、他人と自分は違うんだと思えるようになるでしょう。
ちょっとした他人と自分との違いを、日頃気にして、比較ばかりを繰り返しているよりも、その差を、違う点をはっきりと視覚化しておくと、自分を知っていくことにも繋がっていきます。
【日経ウーマン・別冊】なりたい私に近づくルーティン・まとめ
いままでやってきたこと、いままの経験や起こった出来事の中には、これからの自分に役立つこと、使っていくことができることが、多く隠れています。
それは、ビジネスに繋がることかもしれないし、自分が変わっていくためのものかもしれません。
過去の自分を振り返り、棚卸しをしていく。
自分の感じている違和感の理由や、原因を見つけて、対処方法を見つけておく。
いままで持っていたこと、固執していたことを手放していく方法。
みんなと同じじゃないと落ち着かない気持ちもありつつ、どこかで変わりたいと思っていること。
このようなことは、全てコーチングのテーマになります。
コーチングと聞くと、何か特別なことを達成しなければいけないのではないか、目標がある人だけが受けるものと思い込みが先行している人も多くいます。
でも、コーチングのテーマは実に様々で、仕事、家族、人間関係、これからの自分を見つけていく。と頭に浮かぶことすべてがテーマであり、コーチングで話すことと言えます。
わたしのクライアントさんにも、一ヶ月の自分を振り返るためにコーチングを受ける人もいますし、これからの仕事や暮らし方の目標を見つけようとする人もいます。
コーチングは、これでなければいけないということはなく、クライアントさん自身に寄り添っていくので、引っ張っていくというよりは、マラソンランナーの伴走者のように、一歩下がったあたりで、寄り添い、一緒に進んでいく協働作業者であり、パートナーでもあるのです。
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